ピサの斜塔内部
イタリアを代表する建造物であるピサの斜塔は、建築家のボナンノ・ピサーノによって1173年から手がけられ、199年の歳月をかけて建設されました。フィレンツェから約85kmのイタリア中部、トスカーナ州にあります。「斜塔」ということからも傾いていることが分かりますが、その原因は建築直後に発生した地盤沈下。一番傾いていた時期は4.5mも傾いていたんだとか。
そんなピサの斜塔の内部は、なんと空っぽ。表からは想像できないほど無機質で、本当にピサの斜塔なのか疑いたくなってしまいます。ちなみになぜピサの斜塔が倒れないのかというと、傾いている側の反対側を沈下させてバランスと取っているからだそう。地質学者によるとあと300年間は倒れないそうですよ。中身は空っぽだけど、傾きには強いみたい。