宝の在処が記された死海文書?「銅の巻物」

パレスチナ地域にある塩湖・死海周辺の洞窟から見つかっている死海文書。そのほとんどは羊皮紙に書かれていますが、1つだけ銅の板を巻物状にした文書があります。他の文書は宗教上の教えや終末論なども記載されていますが、銅の巻物だけは数十か所にもなる財宝の在り処が示されていました。いわば古代の宝の地図ですね。

また、羊皮紙の死海文書はアラブの部族によって発見されましたが、銅の巻物だけは考古学者によって発見されています。もちろん現在までに多くの人が巻物の指示に従って、財宝の在り処へと向かいました。しかし、誰も古代の財宝を見つけられていません。銅の巻物自体は新たな複製品があり、2013年以降ヨルダン博物館で展示されているといいます。

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